めがね&わに

思いついた時につらつら書きます。

死ぬこと以外はかすり傷

 先ほど「自己肯定感の低いワタシちゃん」の記事を読んでて思い出したんですけど、昔仕事してた時に、パワハラ&セクハラ&仕事多すぎでメンタルをやられたわけです。なので当時の上司に「仕事多すぎてヤバいから減らしてくれ」って言ったら「こなせてるんだから大丈夫でしょ」と言われたわけです。でもメンタルヤバヤバで心療内科通いもしてたから、それを伝えても「でも仕事で来てるんだから大丈夫でしょ」と。その後数か月にわたり仕事は増え続け毎日終電帰り&休日出勤を繰り返した結果、無事にメンタルが死亡して自殺未遂(というか失敗)して、ようやく仕事が減ったわけです。

 そこで、上司にいったい何をもって大丈夫であると判断したのか聞いてみたんですよね。そしたら上司の親戚にやはりメンタルやられて起き上がることもままならず引きこもって寝たきりの人がいますと。その人と比べたら普通に出社してるし仕事も渡したら渡しただけこなしてる。だから大丈夫であると判断したと。意味わかんねえな!!!!

 で、当時は意味わかんねえな!!!! つって終わったんです。そして冒頭のワタシちゃんを読んでふと気づいたのが「寝込んでいない=大丈夫」という上司の判断のヤバさですよ。それってタイトルの「死ぬこと以外はかすり傷」「死んでないから大丈夫!!!!」ってことでしょ。あまりに極端では? 死んでない→生きてる→元気! ではないからね!? まじで意味わからん。

 そのことに気づくまでは「他人の不幸と比較してこちらを軽んじてくるモラハラ野郎」だと思っていました。いますよね。そういうタイプ。うちのモラハラDV父がそういう人間でした。食事が進まないでいると「世の中には戦争でご飯もろくに食べられない子供がいて~途中略~だから飯が食えるだけありがたいと思え」と週一で言っていましたが、私や弟にそのような説教をする前にお前が好き嫌いをなくせと。そしてお前の嫁のメシマズをなんとかしろと。「苦労したやつが一番エライ」と思っているモラハラDV野郎でした。

 

 別に「死ぬこと以外はかすり傷」だと思っていてもいいけど、それを他人、しかも部下に押し付けないでいただきたいよねっていう話です。そういう経験経て思うのは「二度と働かねえ」ってことくらいでしょうか。